ピラティス@Studio Naturalflow 『PLCモジュール3ご報告』

公開日: 

こんにちは。
高橋淳子です。

2月の中旬から8日間にわたり、ピラティス・リーダーシップコンセプト(以下PLC)のモジュール3を担当させていただきました。

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あの寒さ厳しい時期に、毎日寒さを感じないほどみなさんの熱気が溢れていたコースの様子をご報告いたします。

モジュール3はPLCカリキュラムにおいてはアドバンス(上級編)の位置付けになります。

初日から感じられたのは、”細かいところまで観察できる眼”。

受講生のみなさんが、マリジョゼ先生の教えの基盤となる所をしっかりと理解していること、
そしてそれを実技指導の際に実践しようとしていることがとてもよくわかります。
これもモジュール1、2と丁寧に積み重ねてきた学びがあるからこそ、と思いました。

その上で、細かい部分を観察する目線から”身体全体を統合して捉えることのできる眼”へと発展していくことを1つのゴールとしました。

動きも同じです。
アドバンスのエクササイズで要求されることは、すべての調和が整っている動きです。

コアの筋肉にフォーカスするだけでなく、その繋がりを持ったアウターの筋肉を機能的に使えるようにすることも必要です。

そして、呼吸、バランス、タイミング、コントロール。。。。。

マインドも含めたプロフェッショナルなムーヴメントエデュケーターを目指し、
こつこつ知識と経験を深め、毎日アドバンスのエクササイズをいろいろとこなしていきました。

日々筋肉痛はたえませんでした^^;
それでも、その筋肉痛が嬉しくなるくらい動いていると、身体が反応してくれます。
身体は1つ、全体で動くという感覚は、身体を通して学ぶことができました。

そして、更にどんどん動いていると、
ダンサーのような洗練された動きが自然と身につき、立ち振る舞いにも変化が出てきました。
(今回受講くださった皆さん、ダンスの経験はお持ちでなかったにもかかわらず。。。)

北海道からご参加の受講生につけられた「北海道のくまてつ」というニックネーム。
言葉そのものがみんなのキーワードとなり、8日間本気でダンサーレベルの身体へ!と挑みました。

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自分の身体を通して学ぶと同時に、相手の身体から可能性を引き出していくことを学ぶために、
受講生はそれぞれトレーナーとクライアント役を入れ替えながらロールプレイを重ねます。

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思うように動けない、動いてもらえないという場面に遭遇したら「ではどうしたらいいのか」…ということ、教えている現場ではたくさん出てきますよね。
そんなシーンにおけるアプローチの方法を、いろんなボディのパターンで学んでいくことも繰り返しました。

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このコースでとても大切にしたことがあります。

私自身がこれまでマリジョゼ先生直々の手によるハンズオンを受けることで身体を通して経験した感覚。
この感覚を、私のコースを受講してくれるみんなに”ギフト”としてエクササイズを通して丁寧に手渡していきました。

コースが進行していくにつれ、

あるエクササイズにトライした最初のうちは、腿の前が張ってそればかりが気になって「できない」と感じたものが、いつしかそれを全く気にせずにできるようになるとか。。。。。

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内転筋が弱くてできないだろうと感じるエクササイズは「内転筋から鍛えないと!」と思っていたけれど、全体で通して動くとできるということを実感できるようになったり、。。。。

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。。。と、ハンズオンから受け取ることのできる「感覚」を拠り所に、動きの質を高めていくことができました。

8日間終わった時には、離れるのが寂しい感じがして、みんなでゆっくり着替えながら8日間を思い返していました。

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手渡されたギフトを、練習を積んで更に自分のものにして、それぞれのクライアントさんに手渡していってほしいと思います。

ご参加くださった受講生のみなさん、本当に、ありがとうございました。

高橋 淳子

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